2024年09月25日

今がその時、男三人バルセロナ旅② ピカソ美術館

【バルセロナ滞在2日目】午前の部・前半



 最初はバーガーキングでモーニングセットでも食べようかと思っていたのですが、その道中で小洒落たカフェをみつけてしまった男三人組。しかも、そこのパンがあまりにもおいしそうじゃないですか。速攻で予定を変更。
 せっかくバルセロナに来ているのだからと地元の人たちが普段使いするカフェで朝食を頂きました。これは大正解。確かにパンは固いけど焼き立てならではの香りが素晴らしい。生ハムとシャキシャキの新鮮野菜バランスも最高。コーヒーも何気に旨い。バルセロナのカフェで食べるモーニング最高だなぁ。まぁ、価格はそれなりですが大満足です。
 こういうおいしいものとの何気ない出会い。これぞ旅の醍醐味です。バルセロナ2日目の朝は良い感じでスタートしました。



 朝食を頂いた後に向かったのがゴシック地区。バルセロナの旧市街の中でも最も古い地域で13世紀から14世紀の古い建物が並ぶ地区です。しかし、地下鉄駅から上にでると街中は絶賛工事中。そして、そんな歴史的な場所なのに街中のいたるところに落書きがあります。
 そんな落書きにも芸術性があり、これこそがバルセロナの魅力と語るヒロシ社長の言葉には思わず納得。でも小心者の大将は町中の落書きを治安が悪いからじゃないのかなとネガティブにとらえてしまうのです。落書き=ブルックリン=麻薬=犯罪……あっつ、それはアメリカかぁ。



 地下鉄のジャウマ・プリメ駅から歩いてピカソ美術館へ向かう道中。朝の9時過ぎでしたので会社へ向かう方々とたくさんすれ違いました。古い建物が多いし路地幅も狭いのですが、このあたりに住んでいる方もおられるんですね。
 上を見上げると洗濯物が干されていたり、煮炊きをする匂いが漂って来たり。犬を散歩させる人もいます。この町に生まれ、この町に育った地元の人は毎日がこの光景なのかぁ。飽きるかな?



 最初は勢い余ってボルン・カルチャーセンターまで突き進んでいってしまいました。後戻りしてピカソ美術館到着です。思ているよりこじんまりとしています。
 入場料は一人15ユーロ(2430円)です。開館時間は午前10時からなのですが9時半過ぎでも入場可能でした。融通が利くんですね。素晴らしい。でも館内のトイレは入場券がないと入れないシステムになっていました。トイレも有料。ヨーロッパでは普通です。



 正直、美術関係のことは詳しくないので何ともいえませんが……この焼き物は個人的に好きかな。可愛い。きっと価格は可愛いなんてもんじゃないのだろうけど。



 この時期のピカソは日本で一番よく知られているピカソではないでしょうか。ピカソといえばこの感じ。大将だけかな? 「青の時代」とかいろいろな変遷を経てのピカソ。ちなみに美術の授業で習ったゲルニカという作品もこの画風だったはず。



 バンコクに戻ってから調べたのですが、このピカソ美術館は旧ベレンゲール・デ・アギラール宮を修復した建物らしいです。建物自体も芸術なんですね。スペインは凄いなぁ。建築のことは全くの素人ですが味わいというか風雅さは何となくわかります。



 最後はピカソ美術館の看板というか石碑を撮影しました。案外目立たない場所にあるんですよ。いや、あまり目立ちすぎないようにしているのかな。住宅街の中にあるピカソ美術館。隣にはモコ・ミュージアムもあります。近代アートが好きな方はぜひ、そちらも一緒に観光されると良いのでは。
  


Posted by ジョニー at 23:18Comments(0)大将の世界放浪記

2024年09月25日

今がその時、男三人バルセロナ旅③ ゴシック地区

【バルセロナ滞在2日目】午前の部・後半



 ピカソ美術館を観覧した後はジャウマ・プリメ駅まで戻りライエタナ通りを渡りサン・ジャウマ広場へと向かいました。徒歩で10分ほどでしょうか。そのサン・ジャウマ広場から自治政府庁舎を写したのがこの画像です。14世紀から17世紀に建てられた建物らしいです。



 こちらは同じくサン・ジャウマ広場から反対側の市庁舎を写した画像です。自治政府庁舎より市庁舎の方が大きく豪華な感じがするのですが。建てられた年代が違うから?
 何はともあれ、ここがバルセロナの行政の中枢なのは間違いありません。日本でいう県庁と市役所でしょうか。



 サン・ジャウマ通りから奥の細い風情ある路地を歩いていくとカテドラル(大聖堂)と抜けることができます。以前バルセロナに来たときは中には入っていません。今回は時間もたっぷりあるので聖堂の中へ入ってみることに。
 入場料は9ユーロ(1458円)でした。カテドラルの隣にあるツーリスト・インフォメーションの事務所で買うことができます。



 こちらがカタルーニャ・ゴシック様式の聖堂内です。バルセロナが盛隆を極めていた13世紀から15世紀に建てられ、完成するのに約150年かかったのだとか。その後も何度となく改築というか手が加えられて、現在の姿になったのは20世紀はじめだと案内板には書かれていました。
 サグラダ・ファミリアといいカテドラルといい建造物、宗教に掛ける思い、執念、スペイン人は半端ないですね。
 大聖堂の地下にはバルセロナの守護聖女サンタ・エッラリアが眠っています。



 カテドラルを王の広場へと向かう途中から。ゴシック様式のファザード、その存在感、半端なかったです。



 見ようによっては何の変哲もない広場にある階段に過ぎませんが……。
 この広場の階段、新大陸を発見、その航海から戻ったコロンブスが、イザベル女王に謁見するために上がった階段なのです。そのコロンブスも上がった四分円形の階段は今でも上ることも、また座ることができます。
 ゴシック地区では最も歴史にまつわるエピソードを持つ王の広場。もちろん王宮自体も礼拝堂もしっかりと残されています。



 お昼は午後から参加するサグラダ・ファミリアツアーの待ち合わせ場所に近いガウディ通りで頂きました。とにかく繁盛しているお店。中国人が経営しているお店じゃない場所を条件に選びました。
 出てくるまでに多少時間は掛かりましたが昨夜の料理よりは断然うまいです。なによりテラス席というか野外席というのも良かった。



 とにかく一度は納得のパエリヤを。そんな思いで今回も注文したイカ墨のパエリヤ。素晴らしい。今回のは間違いないパエリヤ。おいしかったです。最初はちょっと芯の残った感じがあるのですが食べ進めるうちに良い感じになります。これかぁ。いやぁ、大満足。
 パスタ系の料理も良い感じでした。お会計はお昼からこんな贅沢しても良いのかしら? そう思ってしまう金額でしたが……。旅行中だから、これぐらいの贅沢も罪にはならないでしょう。



 ランチを頂いた場所からツアーの待ち合わせ場所までは徒歩5分。約束の時間より早めに着きました。ちなみに待ち合わせ場所のサン・パウ病院は世界遺産に認定されている建物です。2009年までは現役の病院として使われていたのだとか。
 この病院、サグラダ・ファミリアで有名なガウディのライバルともいわれているモンタネールの代表作として知られ、今でも多くの観光客が訪れています。
 こんな立派な病院に入院して治療した人々は幸せだと思います。色々な意味で。日本では考えられない世界だなぁ。
 
  


Posted by ジョニー at 21:30Comments(0)大将の世界放浪記

2024年09月25日

今がその時、男三人バルセロナ旅④ サグラダ・ファミリアの入場券余談



 今回のバルセロナ旅の一番の目的がサグラダ・ファミリア観光でした。今は亡き藤岡先輩が「建築家たるもの一度はサグラダ・ファミリアを訪れるべし」とよく口にしていましたし本人も行きたがっていたのです。そんな彼の供養を兼ねての訪問。そんな意図も我々にはありました。
 しかし、いざ行くことが決まり色々と調べていくと大きな壁が現れたのです。
 サグラダ・ファミリアの一般入場券は今現在、ネットからの予約販売のみだとわかったのが出発10日前。そしてネットから購入を試みるも我々が滞在する9月24日から27日の入場券は9月15日の時点ですべて完売になっていたのです。わぁ、どうしよう。困ったぞ。
 その後、何とかならないか調べるとパッケージツアー用に現地の旅行会社がかなりの入場券を抑えているようです。つまり割高になるけどツアーなら入ることができるというわけです。 
 割高になってもしかたない。サグラダ・ファミリアなしの旅行なんてありえないので、片っ端から予約をいれるも満席。やっと最終日27日の午前10時半の英語ツアーに申し込むことができました。時間帯としても帰国の時間ギリギリですが入れないよりはと思い決めたのです。
 そんな状況下で出発し、バンコク国際空港に着いたときメールをチェックするとマイバスという日系の会社から緊急メールが着信していました。どうやら25日の午後2時のツアーに空きが出たらしく、本日中に振込をしてもらえれば参加可能との連絡でした。
 英語ではなく日本語でのガイドだし、しかも25日という日程もバッチリ。飛行機搭乗までの時間を使い何とか支払いを済ませてサグラダ・ファミリアのツアーを決めたのです。本当にラッキーでした。英語ではなく日本語ツアーにしたも大正解。
 もしこれからサグラダ・ファミリアにいくよ!って方は事前にネットから入場券を買うことをお忘れなく。また割高ですが日本語のガイドツアーは絶対にお薦めです。


*サグラダ・ファミリアのホームページ
https://sagradafamilia.org/en/home

*我々が参加したツアー
https://mybus-europe.jp/eBroucher.do?countryCode=ES&cityCode=BCN&itemCode=JPES0079  


Posted by ジョニー at 19:53Comments(0)大将の世界放浪記

2024年09月25日

今がその時、男三人バルセロナ旅⑤ サグラダ・ファミリア聖堂

【バルセロナ滞在2日目】午後の部・その一



 集合時間の14時30分、日本人のツアーガイドさんが登場。ツアーの参加者は日本人ばかり12名でした。まずは集合場所であり、世界遺産であるサン・パウ病院の説明をしてくれました。
 その後は徒歩でサグラダ・ファミリアへ向かうのですが途中のチョコレート屋さんで小休憩とチョコレートサービスがあります。かなり有名なというか老舗のお店のようです。
 そして10分ほど歩くと現場到着でした。まずはこの場所ですね。



 続いて外周を反時計回りに歩き受難のファザードへと移動しました。こちらは太陽が沈む西側にあり、イエス・キリストの死がテーマになっている側面になります。
 最初の生誕のファザードに比べて新しく感じますが建設がはじまったのは1954年です。いまだに建設中の部分です。



 今回のガイドさんは日本人で、もちろん日本語で説明してくれるのですが、めちゃくちゃ丁寧。きっと決まった入場時刻まで時間があるからだと思うのですが外周からしっかりと解説してくれます。こちらは池を挟んだ公園から眺める生誕のファザード部分。記念撮影するのはバッチリの場所ですがスリ被害多発地帯でもあるようです。ガイドさんが荷物から目を離すなと必死に注意喚起してくれました。



 いよいよ建物内に入ります。ツアーでの参加でしたので入場口で並ぶ必要はありませんが空港の保安検査場と同じような手荷物と身体検査がありました。世界遺産、観光地とはいえ宗教がらみの建物です。テロ行為の危険性がゼロじゃないのですね。
 保安検査が終わるとガイドさんの解説を聞くためのヘッドホンを渡されスペイン人のガイドさんもここから同伴してくれることになりました。



 今日はちょっと時間に余裕があるからと普段は案内しない現場スタッフさんの控室だった場所を案内してくれました。この場所は紛争の被害をうけて建て直した場所のようです。それゆえに建物内の造形物には平和と紛争回避を願うメッセージが込められているとのこと。奥が深いですね。日本人んの建築家もかかわっているというのは嬉しいことです。



 聖堂へと入る扉には世界中の言葉が刻まれております。左手上部に「われらの父」という日本語を見つけることができました。同じ言葉が数か所刻まれているようです。



 いよいよ聖堂内部へ。ガイドさんが一番注目すべきと言葉に力を込めた部分がここ。まさにガウディの芸術的エッセンスが詰まった空間です。樹木のように枝分かれした柱は耐久性を高めるという構造上の利点と美しさ、芸術性が融合されているのだとか。凄いなぁ。
 丸天井には殉教の象徴であるシュロの葉がモチーフとして使われていました。ガウディはこの聖堂を信者が神との一体化を体験できる森のような空間にしたかったのでしょう。



 仏教徒の自分にはキリスト教の神聖さやその奥義は理解できません。サグラダ・ファミリを観光して政界情勢を理解するには宗教、特にキリスト教にまつわる歴史を改めて勉強する必要があるなと感じました。
  


Posted by ジョニー at 18:54Comments(0)大将の世界放浪記

2024年09月25日

今がその時、男三人旅バルセロナ⑥ 鐘楼と付属学校

【バルセロナ滞在2日目】午後・その二



 聖堂をでて受難のファザードへと出てきました。ツアーの最初の部分では外輪からここを眺めました。今度は建物の下の部分からの眺望になります。見え方が違うと印象も変わりますね。
 特にこのキリストがはりつけにされた部分には細かい工夫が施されていて日本語で解説してもらわなければ知りえないことばかり。多少高くても日本語でのツアーに参加すべきですね。



 今回のツアーでガイドを勤めてくれたのは吉田さんという方でした。現地のサッカーチームの監督をしながらサグラダ・ファミリアのガイドを手伝っているとのこと。本人自身が敬虔なクリスチャンなのでキリスト教の歴史などを事細かく説明してくれるのが本当に有難かったです。マジにブラボーな方でした。



 ツアーの最後は鐘楼の先端部分までエレベーターで移動しサグラダ・ファミリからの市内眺望を楽しみます。ピナクルと言われる先端部分は生誕側のファザードと受難のファザードの2か所ありますが、我々3人組が昇ったのは受難のファザード側でした。
 ガイドさんとはこの鐘楼に上がるエレベーターの前でお別れになりツアー参加者とも別れ離れになりました。
 正直、午後2時半から歩き通しで疲れましたが鐘楼からの景色を見たときは疲れもぶっ飛びました素晴らしい景色です。吹く風も若干強めですが心地よかった。



 戻りは400段ほどある階段を使って下ります。螺旋階段なのですが巻貝のように見えるのがさすがガウディの作品だけあります。そして、まだ途中の退避部分からは建築している現場の様子も垣間見ることができました。



 いやぁ、思っていたより下りの階段は急だし大変。見える建物が大きくなってくると地上が近くなってきたのが実感できます。


 前回サグラダ・ファンにリアに来たときは気付かなかった付属学校。この建築現場で働く労働者や近くの子供たちの学ぶ場を確保するためにガウディが自前で建てた学校です。いわゆる私学校。ここまでの気遣い、気配りがあってのサグラダ・ファミリアなんですね。新発見でした。



 付属学校の中も観光できました。実際の学校は内戦で破壊されたらしく、こちらは再建されたものらしいです。しかし、忠実に当時の様子を再現しているのだとか。
 天井が波状になっているのが特徴で、資金難で建築費を抑えるためにガウディが考えた建築技法だそうです。



 最後は3人で地下にある資料館へも足を延ばしました。建築がはじまった当時の様子を写真などで見ることができます。そんなに広いスペースではないですがこちらも必見です。



 最後にガイドさんからの受け売りですが、サグラダ・ファミリアの概要を記しておきます。
 サグラダ・ファミリアは1882年に建設が開始されてから、130年以上経った現在でも建設が進められている、石積みの 「聖家族贖罪教会(せいかぞくしょくざいきょうかい)」 。つまり、イエスと聖母マリア、そして養父ヨセフのいわゆる聖家族に捧げる、罪を贖う貧しき者たちのための聖堂として造られました。
 実はサグラダ・ファミリアは、 建設途中にも関わらず建築物の一部が世界遺産として登録されている世界でも異例の遺産なのです 。「アントニ・ガウディの作品群」として、ガウディが生前に手掛けたサグラダ・ファミリアの一部分、 「生誕のファザード」 と 「地下聖堂」 が2005年にカサ・バトリョなどとともに世界文化遺産として登録されています。
 またサグラダ・ファミリアの建築には日本人も関わっています。彫刻家である外尾悦郎さんはすでに 40年以上 サグラダ・ファミリアに携わっていており、彼が手がけた作品部分を実際に見ることができます。生誕のファサードのハープを持った天使の彫刻部分など。
 現在はガウディ没後100周年を迎える2026年までの完成を目指して日々作業が続けられているようです。果たして26年までに完成するのでしょうか? 完成して欲しいなぁ。  


Posted by ジョニー at 17:52Comments(0)大将の世界放浪記

2024年09月25日

今がその時、男三人バルセロナ旅⑦ リンダ・リンダな夜

【バルセロナ滞在2日目】午後・その三



 実は2日連続で通ったタパス・バーがここ。名前はOtitanuz Barです。そんなに広いお店ではないですが、凄く居心地の良いお店でした。とにかく料理がおいしい。ハズレがない。だから2日連続で通ったわけです。
 このイベリコ豚の厚切りベーコンを使ったサラダも旨かったなぁ。ビールが進む進む。盛り付けもおしゃれです。



 牛肉を豆と一緒に煮込んだカタルーニャ風の煮込みも印象深かった一品でした。フレンチやイタリアンとも違う日本人の口にも合う味付けです。ビーフシチューに近い感じ。バケットと一緒に食べるバッチグーでした。



 何かと世話を焼いてくれたお店のセニョリータ。がんがんビールを運んできてくれます。とても愛想のいい定員さんでした。ヒロシ社長と日本語会話を楽しむなどお茶目な一面も。名前は……聞くの忘れました。



 最後はちょっとした記念撮影を一緒に。鼻に3個もピアスが……。若いとは思うけど何歳なんだろう? とにかく楽しそうに仕事をしているのが印象的でリンダ(かわいい)な女の子でした。



 アパートのエレベーターがとにかく狭かった。昔の公衆電話ボックスぐらいの広さしかありません。いや、今どきの人は公衆電話ボックスといっても想像つかないかな。
 あぁ~やっと部屋戻れる。エレベーターに乗る前のお疲れモードなオイラとシノさん。  
タグ :バルセロナ


Posted by ジョニー at 09:44Comments(0)大将の世界放浪記

2024年09月24日

今がその時、男三人バルセロナ旅① まずはバルだろ、タパスだろ

【バルセロナ滞在1日目・午後】



 着きました。着いたぞバルセロナ。かれこれバンコクから20時間ほどの旅です。経由地のドーハでは7時間ほどの休息時間があったので案外、楽な移動でした。
 現地到着は9月24日の午後5時ごろ。バンコクとバルセロナ間には5時間の時差がありバルセロナはバンコクよりも5時間遅れています。なのでバンコクから20時間かけて移動しているのに、そこまで長時間に感じ無いのが不思議でした。過去に戻るのでちょっと得した気分になります。



 民泊のアパートに無事チェックインできたのですが、室内清掃がまだ終わっていませんでした。最初は開ける部屋を間違ったのではと思いましたがドンマイです。タイでの暮らしを経験している3人組ですから、これぐらいのことでは驚きませんし怒りもしません。
 待つこと30分ほど。清掃が終わりひと段落してシノさん先導で買い出しに行きました。
 アパートを出て5分も歩くとエスパニア広場です。その広場から路地に入るとレストランや雑貨屋が並んでしました。そんな通りの一角でビールやごみ袋などちょこまかしたものを買い、またホテルへと戻ります。あぁ、楽しい。ワクワクする。ホテルと違い民泊なので自炊もできます。



 夕方の6時過ぎですが、まだ町中は明るいです。夕食をする場所を探しがてらアパートの周辺を散策しました。最終的に決め手となったのはシノさんが気に入った大きなピーマンの唐揚げです。その大きなピーマンの店を買い出しにいた時の記憶を思い出しながら探しました。
 あった、ありました。ここのお店です。店頭は凄い混みようですが奥の方は空きがありました。ラッキーです。



 かれこれ頼みましたが真打のピーマンの唐揚げが登場です。そこそこ時間が掛かりました。どうやら家族経営でやっているらしく人手は3人ほどです。これじゃオーダーを捌くのも大変だぁ。
 また意外なことにタパスのお店なのに働いているのは中華系の人です。しかもオーナーさんのようです。スペイン料理を中国人が経営する店で食べる? バルセロナで最初に入った店は、そんな場所でした。



 個人的に楽しみにしていたパエリヤも来ました。しかし……なんかイマイチ。焦げ臭い。しかもズタズタな感じ。パエリアというよりはリゾットじゃないかな。期待度が高かったばかりに、この味を食べたときはがっかりでした。



 タパスの店をでてエスパニア広場の方へ歩いていくと何かのお祭りのようです。とにかく凄い人が押しかけていました。果たして何かあるのか?最初は見当もつきませんでしたが花火大会でした。我ら特別な日にバルセロナへ来てしまったらしいぞ。



 長旅で疲れてはいましたが何か物足りなくアパートの横にあったバーで軽く飲み直しました。ここで前回バルセロナに来た時に食べたタコ料理が忘れられず再注文。ヒロシ社長が店頭のメニュー画像をスマホで撮影して注文してくれました。さすが。技あり。言葉が通じなくても何とかなります。
 小さなバーでしたが注文したどの料理も旨かった。途中、大通りへ出ては花火を眺めながら飲んだビールも最高でした。バルセロナ一日目の夜は良い感じで〆ることができました。あぁ、やっぱり飲み歩きは楽しいなぁ。  
タグ :バルセロナ


Posted by ジョニー at 23:03Comments(0)大将の世界放浪記

2024年09月24日

カタール航空の機内食 バンコクからドーハ間(E)



 カタール航空に搭乗するのは今回が2回目です。確かバンコクとハノイ間を一往復しているはずなんですが……5年以上前のことだと思います。また短距離だったので本格的な機内食は出てこなかったのでは。軽食のみの記憶です。
 なので本格的なカタール航空の機内食を頂くのは今回がはじめてです。
 食器類は使い捨てのプラスティックなのですがスプーンやフォークがステンレス製なのは素晴らしいです。メインディッシュはビーフを選択しました。見た目以上に量があります。よくよく煮込まれたビーフシチューはお肉が柔らかで洋食レストランで食べるような味でした。本格的なんです。
 またパンも温められています。ちょっとしたことですがエコノミークラスでここまで拘ってくれるのは嬉しいですね。

【搭乗日】24年9月23日  


Posted by ジョニー at 21:58Comments(0)天空のご馳走

2024年09月24日

カタール航空の機内食 ドーハからバルセロナ間(E)



 今回で2回目になるカタール航空の機内食。ドーハを朝の8時50分に離陸して機内食が出てきのが10時ごろでした。早朝にパンとコーヒーを食べていたのですが小腹が空いていたのでグッドタイミングといった感じでした。
 そしてメインデッシュは、またしてもビーフを選択してしまいました。今回は牛筋系の肉がしっかり煮込まれたものです。あぁ、旨い。ビールにも合います。またマッシュポテトが良い感じなんです。独特のまったり感がありタイでは食べたことのない食感です。ポテトの世界も奥深いなぁ。
 デザートはレモンの酸味が心地よい上品なムース。カタール航空の機内食、レベル高いぞ。

【搭乗日】24年9月24日  


Posted by ジョニー at 13:30Comments(0)天空のご馳走

2024年09月23日

令和六年長月廿参日の巻

クイティアオ・ガイ 60バーツ(250円)
フードコート ビッグCラマ4




 今夜から1週間ほど海外です。そんな状況の時に、さて、何を食べようかと考えて思い浮かんだのがクイティオでした。タイ料理です。タイを離れるとしばらく食べられないからなぁ。食べられるときに食べておこう。そんな感じでしょうか。
 クイティオ・ガイとはタイ料理で鶏肉入りの米麺です。ベトナムのフォーなどと同じ系統の麺類でタイでは日本のラーメン感覚で食べられています。あっさりしたスープに米の麺。タイに来た時に最初に好きになったタイ料理かもしれません。
 でも昔というかタイに来た20年ほど前は1杯20バーツ(90円)ほどで食べられました。今ではなんと1杯60バーツ(250円)です。3倍になりました。これが時代の流れというやつなんでしょうね。
 今日頂いた麺は思いのほか鶏肉たっぷりでした。価格が上がった分、ちょっとだけボリュームが増えたきがします。タイの米麺、やっぱうまいなぁ。  


Posted by ジョニー at 16:18Comments(0)ジョニめし三行日記