2024年09月30日
令和六年長月丗日の巻
鶏唐揚げ定食・240バーツ(1032円)
居酒屋「極楽」・スクンビット55

最近、夜に立ち寄れていない極楽さん。たまたま銀行に行く際に通りかかったのでランチに寄らせて頂きました。
藤岡先輩が存命の時は毎週日曜日の深夜はここで飲むのが定番だったなぁ。安否確認を理由にしたただの飲み会でしたが、仕事のことを忘れて寛げる貴重な時間でした。頼む料理はいつも一緒でしたが……。
さてランチに戴いたのは鶏唐揚げ定食です。居酒屋さんのランチ。これがまた良いのですよ。食堂飯とは違った呑み助向けのおかずが堪らんのです。ほら、今日は鮭の甘露煮が付いてますぞ! これはビールが軽く一杯は飲めそう。いや、いや、飲んでませんよ!
ちょっと雑多な感じのサラダも居酒屋らしい。そう好意的に捉えてしまう大将でした。鶏唐揚げは一口サイズで食べやすい。量も多し! しかも食べなれた味だしご飯が進みます。いやぁ、満足でした。
これで240バーツ。税込みなのは嬉しいです。ちなみに緑茶も無料でした。たまには夜に寄るかぁ。
居酒屋「極楽」・スクンビット55

最近、夜に立ち寄れていない極楽さん。たまたま銀行に行く際に通りかかったのでランチに寄らせて頂きました。
藤岡先輩が存命の時は毎週日曜日の深夜はここで飲むのが定番だったなぁ。安否確認を理由にしたただの飲み会でしたが、仕事のことを忘れて寛げる貴重な時間でした。頼む料理はいつも一緒でしたが……。
さてランチに戴いたのは鶏唐揚げ定食です。居酒屋さんのランチ。これがまた良いのですよ。食堂飯とは違った呑み助向けのおかずが堪らんのです。ほら、今日は鮭の甘露煮が付いてますぞ! これはビールが軽く一杯は飲めそう。いや、いや、飲んでませんよ!
ちょっと雑多な感じのサラダも居酒屋らしい。そう好意的に捉えてしまう大将でした。鶏唐揚げは一口サイズで食べやすい。量も多し! しかも食べなれた味だしご飯が進みます。いやぁ、満足でした。
これで240バーツ。税込みなのは嬉しいです。ちなみに緑茶も無料でした。たまには夜に寄るかぁ。
2024年09月29日
あぁ、名前が思いだせない

いつもこの料理の名前が出てこないというか、度忘れしてしまう大将です。韓国料理の豚バラを焼いて野菜と一緒に食べるやつなんですが……。
そう、サムギョプサルです。あぁ、なんか発音しにくいなぁ。その韓国風豚バラ焼肉で繁盛しているお店があるので今日は、それを食べに行ってきました。
1週間、家を留守にしたので久しぶりの息子とメイとの食事です。そして今回はなんとスペシャルゲスト!ヨッシー夫妻も同行してもらいました。たまたま日本から遊びに来られていたのです。鍋や焼肉は大人数で食べる方がおいしいですからね。
向かったのはラマ4のビッグCにあるミョンリュウ・ジンサ・カルビなる韓国系の焼肉屋さんです。この店の名前も、実は覚えてません。というか覚える気がないです。長すぎだよなぁ。携帯の画像を頼りに店名を書き写しました。サムギョプサルはなんとか覚えることができるかもしれませんが…。
ここは本場韓国の豚肉料理とお惣菜が食べ放題ということで人気のお店です。価格も一人399バーツ(1440円)と食べ放題にしてはお手ごろだと思います。
タイで何故か韓国料理。まぁ、良いじゃないですか。食べたいものを食べる。これが一番です。久しぶりに会ったヨッシー夫妻との会食。自民党の総裁選挙の結果がどうだろうが、円安だろうが、日経平均株価が下がろうが、どうでもいいのです。焼けた肉を無心で食べる。これこそが狩猟民族である人間の原点なのです。いやぁ、貴重な時間でした。嬉しかったです。
2024年09月28日
カタール航空の機内食 バルセロナからドーハ間(E)

正直なところ機内食が楽しみといえる航空会社は滅多にないです。機内食だからこんなもんだよね。それ以上でもなく、それ以下でもない。そんな機内食が多いのですが……。
カタール航空の機内食は違います。なんだろう、今回はどんなものが食べられるのやら。そんな期待してしまいます。レベルが高いのです。
今回はバルセロナからドーハへの夕方の便です。なんと3回連続でビーフを選択しました。これまで食べたビーフがあまりにもおいしかったので、懲りずにまたしてもといった感じでした。
しかし、さすがカタール航空。今回のビーフも大当たり。どちらかというと香辛料の利いたアラブ系の料理だと思います。旨い。絶妙の煮込みぐわいでハッシュドポテトによく合います。
サイドのサラダも豆系が入ったアラブ系のサラダでした。デザートはレモンムース。品数は多くないですがバランス良いです。量もばっちり。カタール航空凄いなぁ。
【搭乗日】24年9月27日
2024年09月28日
カタール航空の機内食 ドーハからバンコク間(E)

さすがに今回ばかりは牛肉以外のものをと思い選んだのがチキンでした。いや、お肉の種類で選ぶというよりはパスタかライスかの選択でもありました。もう、こうなると迷うことなくライスです。しかも有難いことにライスはチキンでした。
これまで洋風のものが続いていましたが、今回はバンコク路線だけあってアジアンテイストの亜細亜飯です。ガパオライスではないけど、それに近い感じで懐かしい! ちょっと汁が多めですが程よい辛さも良い感じです。あぁ、久しぶりに食べたけどホッとします。
デザートもマンゴー味のムースでした。あと4時間でバンコクかと思うと無性にワクワクしてきました。やっぱりタイが良いなぁ。
【搭乗日】24年9月27日
2024年09月27日
今がその時、男三人バルセロナ旅⑫ コロンブスの塔へ
バルセロナ最終日(前半)

バルセロナ最終日。2日前に食べたホットサンドのおいしさが忘れられず、またまた来てしまいました。ホテルの横にあるカフェで今日も朝食を頂きます。
注文はショーケースを見ながら指差しでやっているので、なんという名前なのかはわからず。でも、旨い。生ハムの塩味が新鮮なシャキシャキ野菜に絶妙にマッチするのです。バルセロナに住んでいたら週の半分はカフェで朝食を食べているだろうなぁ。ほんとパン類はおいしいです。

朝食を頂いた後はこちらを観光しました。コロンブスの塔です。新大陸を発見した人物として知られているコロンブスは実はスペイン人ではない! イタリア人なのです。イタリアからカタルーニャ地方へ移住して活躍した人物なのだとか。大将はてっきりポルトガル人かと思っていました。
コロンブスの大航海への資金を提供したのが当時のスペインのイサベル女王というのも凄い話ですよね。
コロンブスは1492年に新大陸を発見した後に、女王に謁見するためバルセロナへやって来ています。その謁見した階段は「王の広場」と呼ばれており24日に観光してます。

コロンブスの塔の前はバルセロナのハーバーフロントです。観光船も出ています。時間があったら乗りたかったなぁ。潮風がとても気持ち良い朝でした。

湾岸内の遊覧船には乗れなかったのでコロンブスの塔にある展望部分まで登ってみました。一人8ユーロです。いやぁ、素晴らしい眺め。こうして遠方から見るサクラダファミリアも良いもんですね。

こちらは湾岸に沿って突き抜けている大通りです。まさに湾岸道路。まっすぐに造られているのが印象的でした。

こちらは上空から見たマリーナ部分。たくさんの船が係留されています。お金持ちがバカンスを楽しむための船でしょうか?

海とは反対の山側です。丘の上に見えるのがオリンピックスタジアムになります。そういえばバルセロナ・オリンピックってあったよなぁ。何年前だったかは覚えてませんが……。
かれこれ2時間ほどハーバーフロント部分を観光した後は山部へ向かいます。路上にたくさんのお土産屋さんが出ていました。

バルセロナ最終日。2日前に食べたホットサンドのおいしさが忘れられず、またまた来てしまいました。ホテルの横にあるカフェで今日も朝食を頂きます。
注文はショーケースを見ながら指差しでやっているので、なんという名前なのかはわからず。でも、旨い。生ハムの塩味が新鮮なシャキシャキ野菜に絶妙にマッチするのです。バルセロナに住んでいたら週の半分はカフェで朝食を食べているだろうなぁ。ほんとパン類はおいしいです。

朝食を頂いた後はこちらを観光しました。コロンブスの塔です。新大陸を発見した人物として知られているコロンブスは実はスペイン人ではない! イタリア人なのです。イタリアからカタルーニャ地方へ移住して活躍した人物なのだとか。大将はてっきりポルトガル人かと思っていました。
コロンブスの大航海への資金を提供したのが当時のスペインのイサベル女王というのも凄い話ですよね。
コロンブスは1492年に新大陸を発見した後に、女王に謁見するためバルセロナへやって来ています。その謁見した階段は「王の広場」と呼ばれており24日に観光してます。

コロンブスの塔の前はバルセロナのハーバーフロントです。観光船も出ています。時間があったら乗りたかったなぁ。潮風がとても気持ち良い朝でした。

湾岸内の遊覧船には乗れなかったのでコロンブスの塔にある展望部分まで登ってみました。一人8ユーロです。いやぁ、素晴らしい眺め。こうして遠方から見るサクラダファミリアも良いもんですね。

こちらは湾岸に沿って突き抜けている大通りです。まさに湾岸道路。まっすぐに造られているのが印象的でした。

こちらは上空から見たマリーナ部分。たくさんの船が係留されています。お金持ちがバカンスを楽しむための船でしょうか?

海とは反対の山側です。丘の上に見えるのがオリンピックスタジアムになります。そういえばバルセロナ・オリンピックってあったよなぁ。何年前だったかは覚えてませんが……。
かれこれ2時間ほどハーバーフロント部分を観光した後は山部へ向かいます。路上にたくさんのお土産屋さんが出ていました。
タグ :コロンブスの塔
2024年09月27日
今がその時、男三人バルセロナ旅⑬ ミロ美術館には行ったけど
バルセロナ最終日(後半)

コロンブスの塔を見学後は地下鉄でパラレル駅まで移動。そこからはケーブルカーに乗り換えてモンジュイック地区へと移動しました。
ここでのお目当てはミロ美術館です。入り口には早速ミロの作品が。

入場料が15ユーロと、まぁ高いのと時間的に余裕がなかったのでミロ美術館の中に入るのは中止。美術館内の自由散策できる場所でミロの雰囲気を感じた後、喫茶店でレモネードを飲んでまったりとしました。
ピカソはなんとかわかるというか、ついていけるけどミロの世界は芸術に疎い大将は無理ですね。見ても馬の耳に念仏、猫に小判ですから。

モンジュイック地区は丘の上にあり奥にはオリンピック・スタジアムやスポーツ博物館もあります。いうまでもなく、あのバルセロナオリンピックの会場となった場所です。
そんなモンジュイックの丘から眺めるバルセロナの市街地。遠くにまたしてもサクラダファミリアが。なんとも言えない素晴らしい眺望です。素敵な町だよなぁバルセロナ。治安が良ければ住みたいかも。

最後の観光を終えてお昼前にはホテルへ戻りました。空港へ向かう前にランチを食べようと付近を散策して入った店が中国系のお店。とにかく、どこにいても中国系のお店があるし、多い。そして残念ながら外すパターンが多いんですよね。
でも時間が無く、遠い場所にも行けなかったのでこのお店で頂きました。

中華系の店なら中華飯がうまいのじゃないか。スペインまで来て炒飯はなぁ~なんて思いつつも保守的な大将は炒飯を注文。なんだろう。説明する言葉が思いつかないほどの的外れな味でした。どう作ったらこの味になるんだろう。
最後に街中で食べた飯がこれかと思うと、またバルセロナにこなきゃと思ってしまいます。それにしても終始、中国語で話しかけてくる店主にはうんざり。おれは日本人だって言っているのに。

心配性な大将はちょっと早すぎるかもと思いつつも空港まで地下鉄で移動。恐れていたスリ集団との遭遇もなく無事に空港に到着したのですが……。
バルセロナ空港が思っていたより馬鹿でかかった。広い。チェックインカウンターを探すのも一苦労です。早めに来てよかった。
出国審査を済ませてからも、かなり歩きました。スワナプーム空港並みですね。カタール航空の機材が見えてきたときはホッとしました。あぁ、これでバンコクに戻れる。たった4日間でしたが充実の4日間でした。
事故もケガも病気もなく。そしてスリにも遭遇せず。たまたまかもしれませんが良い旅でした。バルセロはやっぱ良い街だなぁ。遠いけどね。もう一度ぐらい来れるかな

コロンブスの塔を見学後は地下鉄でパラレル駅まで移動。そこからはケーブルカーに乗り換えてモンジュイック地区へと移動しました。
ここでのお目当てはミロ美術館です。入り口には早速ミロの作品が。

入場料が15ユーロと、まぁ高いのと時間的に余裕がなかったのでミロ美術館の中に入るのは中止。美術館内の自由散策できる場所でミロの雰囲気を感じた後、喫茶店でレモネードを飲んでまったりとしました。
ピカソはなんとかわかるというか、ついていけるけどミロの世界は芸術に疎い大将は無理ですね。見ても馬の耳に念仏、猫に小判ですから。

モンジュイック地区は丘の上にあり奥にはオリンピック・スタジアムやスポーツ博物館もあります。いうまでもなく、あのバルセロナオリンピックの会場となった場所です。
そんなモンジュイックの丘から眺めるバルセロナの市街地。遠くにまたしてもサクラダファミリアが。なんとも言えない素晴らしい眺望です。素敵な町だよなぁバルセロナ。治安が良ければ住みたいかも。

最後の観光を終えてお昼前にはホテルへ戻りました。空港へ向かう前にランチを食べようと付近を散策して入った店が中国系のお店。とにかく、どこにいても中国系のお店があるし、多い。そして残念ながら外すパターンが多いんですよね。
でも時間が無く、遠い場所にも行けなかったのでこのお店で頂きました。

中華系の店なら中華飯がうまいのじゃないか。スペインまで来て炒飯はなぁ~なんて思いつつも保守的な大将は炒飯を注文。なんだろう。説明する言葉が思いつかないほどの的外れな味でした。どう作ったらこの味になるんだろう。
最後に街中で食べた飯がこれかと思うと、またバルセロナにこなきゃと思ってしまいます。それにしても終始、中国語で話しかけてくる店主にはうんざり。おれは日本人だって言っているのに。

心配性な大将はちょっと早すぎるかもと思いつつも空港まで地下鉄で移動。恐れていたスリ集団との遭遇もなく無事に空港に到着したのですが……。
バルセロナ空港が思っていたより馬鹿でかかった。広い。チェックインカウンターを探すのも一苦労です。早めに来てよかった。
出国審査を済ませてからも、かなり歩きました。スワナプーム空港並みですね。カタール航空の機材が見えてきたときはホッとしました。あぁ、これでバンコクに戻れる。たった4日間でしたが充実の4日間でした。
事故もケガも病気もなく。そしてスリにも遭遇せず。たまたまかもしれませんが良い旅でした。バルセロはやっぱ良い街だなぁ。遠いけどね。もう一度ぐらい来れるかな
2024年09月26日
今がその時、男三人バルセロナ旅⑧ 中世の都市バガへ
今日はネットから予め予約していた現地発ツアーに参加しました。参加したのはネット上でかなり高評価のスペイン、フランス、アンドラと3か国を一日でめぐるツアーです。なんと参加者は42名。2つのグループに分けての移動でした。費用は139ユーロでした。安くはないけど……。

予約したツアーの集合時間は早朝の6時45分。かなり早いです。集合場所の近くまでは地下鉄を乗り継ぎ難なく行けたのですが、厄介なのが地下鉄を降りて駅から地上に出たときです。出た出口がどこなのか。場所の把握が難しいのが地下鉄の悩みなんですよね。
今回は交差点にあるバーガーキングを目印にしてなんとか無事にたどり着けました。はじめて行く場所はやっぱり緊張しますね。でも、これも旅の醍醐味だったりします。

まず最初に向かったのがバルセロナの郊外にある中世の迷路要塞村「バガ」です。大きな道路もありますが、その道路を軸に小さな路地が入り組んでいます。大人でも迷子になりそうな感じ。特に酒を飲んで酔ったらやばいかも。

こちらは村の中心地。郵便局や役場、そしてコンビニもあり住んでいる人にとっては村一番の繁華街になる場所です。

そんな中心地からちょっと路地に入ると狭い階段道があちらこちらへと伸びています。自転車も入れません。雨が降ったら滑りそうだなぁ。

こちらは中央広場で集会所だった場所だそうです。数件のバーやカフェがあります。一軒の喫茶店で買ったパンとジュースで朝食をとっているとガイドのパブロさんが菓子パンを差し入れしてくれました。すごい親切な人です。

なんともいえない寂れた感じがまたよし。スペインの中世とは、どんな時代だったのだろう。村の上の方には元領主の家があるようで日本でいう城下町みたいな感じなのかな。
正直、ちょっと眠たかったけど早起きして行く価値はあります。バルセロナの大都会とは違った昔のスペインを感じるには最良の場所じゃないでしょうか。ちなみに村の名前はバガ。どうしてもバガが馬鹿に聞こえてしまう。日本人だけでしょうが。

予約したツアーの集合時間は早朝の6時45分。かなり早いです。集合場所の近くまでは地下鉄を乗り継ぎ難なく行けたのですが、厄介なのが地下鉄を降りて駅から地上に出たときです。出た出口がどこなのか。場所の把握が難しいのが地下鉄の悩みなんですよね。
今回は交差点にあるバーガーキングを目印にしてなんとか無事にたどり着けました。はじめて行く場所はやっぱり緊張しますね。でも、これも旅の醍醐味だったりします。

まず最初に向かったのがバルセロナの郊外にある中世の迷路要塞村「バガ」です。大きな道路もありますが、その道路を軸に小さな路地が入り組んでいます。大人でも迷子になりそうな感じ。特に酒を飲んで酔ったらやばいかも。

こちらは村の中心地。郵便局や役場、そしてコンビニもあり住んでいる人にとっては村一番の繁華街になる場所です。

そんな中心地からちょっと路地に入ると狭い階段道があちらこちらへと伸びています。自転車も入れません。雨が降ったら滑りそうだなぁ。

こちらは中央広場で集会所だった場所だそうです。数件のバーやカフェがあります。一軒の喫茶店で買ったパンとジュースで朝食をとっているとガイドのパブロさんが菓子パンを差し入れしてくれました。すごい親切な人です。

なんともいえない寂れた感じがまたよし。スペインの中世とは、どんな時代だったのだろう。村の上の方には元領主の家があるようで日本でいう城下町みたいな感じなのかな。
正直、ちょっと眠たかったけど早起きして行く価値はあります。バルセロナの大都会とは違った昔のスペインを感じるには最良の場所じゃないでしょうか。ちなみに村の名前はバガ。どうしてもバガが馬鹿に聞こえてしまう。日本人だけでしょうが。
2024年09月26日
今がその時、男三人バルセロナ旅⑨ ピレネー山脈を越えフランスへ

中世の村「バガ」を後にして気が付けばバスはフランスへ入国。そして辿り着いたのが ピレネーの山間にある、絶景に囲まれた小さな町アクス= レ= テルムという町です。町の中心部には小さな川が流れています。
この町は豊かに湧き出る温泉で有名な町だそうです。日本でいう鬼怒川温泉のような感じでしょうか。

コンパクトな町で移動しやすいです。こちらは町の中心地で教会や観光案内所などの施設が集まっていました。そして無料で使えるお手洗いもこちらです。観光地という割には人は少なかったです。平日だったからかな?

町の中には足湯が無料で楽しめる広場みたいな場所もありました。天然温泉のようですが日本人にとってはぬるく感じます。源泉に近い場所は若干熱くかんじられましたが、それでも物足りない。
この町には足湯以外に有料のスパ施設がたくさんあり、週末になると温泉利用客でにぎわうようですが、どうなんでしょうか。日本の田舎町と同じでなんか寂れた感じ。
とはいえ、ここの天然温泉は中世から人気が高く、さらに歴史をさかのぼればローマ時代にはすでに利用されていたと看板には書いてあります。由緒ある温泉地なんですね。

町の中にあった果物屋さん。品数は少なくブドウがやたら並んでいました。あとはトマトが数種類。地元の方が買うのでしょうか。

お昼どきで、ガイドさんからもここで食事をとるようにと言われたので一軒のレストランへ。ステーキとサラダを頼んでみました。

本場というかフランス現地で食べるフレンチ風のステーキ。かなりボリュームがあります。そして肉も何か独特の風味が……。はて? この味、最近どこかで食べたような気がするなぁ。そうだ、ネパールのカトマンドゥで食べた牛肉の味と同じだ。
つまり牛とは言っても水牛ですね。英語で表現するとビーフではなくバッファローかな。日本の牛肉とは違った味で、不味くはないけど、うーん、個人的には期待外れでした。しかも水牛肉の方がフランスでは高価なようです。マジ?
付け合わせのポテトは最高に旨かった。さすがフレンチフライ。

集合時刻までにバスへ戻りました。これが今回のツアーバス。外見は立派ですが乗り心地はイマイチでした。座ったのが最終列だったのですが狭かった。しかもサスペンションが悪いのかよく揺れるというよりは、よく跳ねるバスでした。
2024年09月26日
今がその時、男三人バルセロナ旅⑩ ピレネーのミニ国家アンドラ公国

フランスの温泉保養地から移動すること約1時間ほど。ピレネー山脈のとある山頂付近でしょうか? アンドラ公国の国境検問所に到着です。標高が高いので気温が低く寒いです。そして強い風が時々吹きつけてきます。辺りは山だけの何もない場所でした。
ここでアンドラ公国の入国スタンプをパスポートに押してもらいました。

タックス・ヘイブン(TAX HAVEN)が実施されているアンドラ公国は、週末になるとヨーロッパ中から数多くの買い物客がやってくるそうです。首都アンドラ・ラ・ベリャの中心地のショッピングエリアにはショッピングモールがたくさん集まっていました。
街で例えると東京の池袋のような感じ。国でいうとシンガポールに近いかな? 完全に先進国でいて観光地。不思議な国です。

大きなスーパーの総菜コーナーではお寿司も売られています。巻寿司がかなり豪快な感じ。メインはやっぱりサーモンなのはタイと変わりません。海のない山の中の小国でも寿司が食べられるとは。果たしてお味はどうなのか気になりますが買う勇気はありませんでした。

とにかく色々な種類のオリーブや唐辛子のピクルスが売られていてびっくり。正直おいしそうには見えませんが……。日本の漬物屋さんなのでしょうか。

こちらはナッツ売り場です。はじめて見るナッツがたくさんあります。こちらはちょっと味見してみたいなぁと思いました。クルミとかおいしそう。ワインと一緒に食べたら旨いんだろうな。

せっかくタックスヘブンのアンドラに来たので今回の旅行のお土産を買いました。スペインの消費税が21%なのに対してアンドラは4.5%と税率がほぼ五分の一です。どうりで安いわけだ。2012年までは消費税もなく完全な免税国だったそうです。

こんな感じの大きなショッピングモールが軒を連ねていました。通貨はユーロ。クレジットカードはJCB は使えませんがビザやマスターは普通に使えました。
たった2時間ほどの滞在でしたが面白い経験でした。一度は来てみても良いかな。そんな国です。
【補足メモ】
*フランスとスペインに囲まれたピレネー山脈の盆地にある小国、アンドラ公国。面積は東京23区よりも小さい468㎢。金沢市とほぼ同じだそうです。特に有名な観光地もなく、小さな国なので日本人にはあまり知られていません。行く人も少ないだろうな。ちょっと不思議な国アンドラ。簡単に国の特徴をメモしておきます。
*国家元首は仏大統領とUrgell司教の2人制!
*1993年にフランス共和国から国家として独立
*言語はカタルニア語(公用語)、スペイン語、フランス語、ポルトガル語
*通貨はユーロ€だけどEUには加盟していない
*財政収入は輸入関税頼み、主産業は観光業
*周辺国より消費税が低く買い物天国
*ハイキング、スキー、温泉が楽しめる
*在住の日本人は21名(21年現在)
(情報ソース:アンドラ公国 | 外務省など)
タグ :アンドラ公国
2024年09月26日
今がその時、男三人バルセロナ旅⑪ バルセロナ最後の夜

普段だと何の審査、検査もなく簡単に通過できるそうなんですが……。アンドラから再びスペインへ入国する入国管理ゲートでちょっとした足止めを食らってしまいました。パスポートのチェックがあり、そして再入国のスタンプも押されました。つい8時間ほど前まで、ここスペインにいたのですが…。

団体ツアーが終わりバルセロナ市内へ戻り着いたのは午後6時半ごろ。ツアーバスは市街地のど真ん中であるシウダデーヤ公園の横に停車し、ここで解散になりました。終点がここだとシウダデーヤ公園の散策や凱旋門を見ることもできます。ツアー会社さんの、ちょっとした配慮なんでしょうか。ありがたかったです。

しばらく歩くと見えてきました凱旋門Arc de Triunfです。この凱旋門は1888年にバルセロナで開催された万博の際に建てられたそうです。万博の会場であったシウダデーヤ公園へ続く入場門として使われ現在に至っているのだとか。設計は地元カタルーニャの建築家Josep Vilasecaになります。スペインには色々な有名な建築家がいますね。
有名なパリの凱旋門やヨーロッパの他の国のそれと違い、戦いの勝利を讃える物では無くあくまでも万博の為に建てられたバルセロナの凱旋門。予算的な事情からか材料は安価なレンガできているのが特徴だとガイドブックには書いてあります。でも、全然安っぽく見えないのが凄い。

あぁ、凱旋門の裏手にある交差点では愛を確かめあうお二人さんが……。いいなぁ、良い風景だ。今夜はなんか良い晩になりそうだぜ。バルセロナ最後の晩、さてどこに行こうか? いやどこで飲もうか?

せっかく街の中心部まで来ているので今晩は凱旋門近くで食事をすることにしました。選択条件はオーナーというか経営者が中国系じゃない場所で、お客が入っているお店、しかもMRTの駅から遠くない場所。
ありました。見つけました。イスラム食であるハラル印があるけど、なぜかビールとかのアルコールもしっかりあります。それどころか体形で判断されたのか、どでかいジョッキでビールが出てきました。
バルセロナの地ビールの生、うまかった。

料理もあれこれ頼みましたがサラダに揚げソーセージをトッピングしたやつとか、どれもこれもおいしかった。おいしすぎてというか、腹が減っていて写真を撮るのを忘れていました。このパターン、結構あるんだよなぁ。タイ人を見習わなければ。

きがつけばお店のスタッフさんとシノさんが意気投合。なんか今日はじめて出会ったとは思えない距離感です。お店の外で一緒にたばこを吸うだけでも、こんなにも人は仲良くなれるんだ。そう学んだバルセロナ夜。いやぁ、予想通り良い晩になりました。明日はいよいよ帰国日です。