嗚呼、バンコク我楽苦多暮らし

　のしっ、のしっ、のしっ……。近所のカメさんが今日もお散歩中です。車の往来が少ない昼下がり。我が家の前を通り過ぎるカメさんに遭遇すると癒されますね。そして思わずある有名な俳句を思い出す大将でした。多分、小学校の高学年の時に国語の授業で習った句だと思います。
　「雀の子、そこのけそこのけ、お馬が通る」
　小林一茶を代表する句じゃないでしょうか？馬とカメでは大違いですが、なんとも言いようのない貫禄をカメさんに感じるのです。目がなんともつぶらで可愛いじゃないですか。
　犬を散歩させている人は良く見かけますが、カメを散歩させている人は珍しいです。車やバイクに轢かれないようにとカメさんの無事を祈りつつ、うさぎなタイプの大将は今日もバイクで職場へ向かいます。たまにはのんびりしなくではいけないなぁと反省しつつも……。