嗚呼、バンコク我楽多暮らし

　そうか、そういえば5月は税金や保険の還付金が戻ってくる時期です。封筒から出てきた銀行小切手に思わずニンマリしてしまった大将でした。
　昨日届いたのは毎年納めている生命保険の還付金です。昨年一年、保険のお世話にならず健康に過ごした、そのご褒美ともいえるのがこの還付金。納めている保険金額に比べたら物足りない金額ですが、それでも戻ってくるのは有難いし得した気分です。まさに嬉しい臨時収入でした。
　最近は色々な還付金や助成金からみの詐欺電話が携帯電話に掛かってきます。特に多いのが自動音声によるコールセンター詐欺。勝手に流がす音声ガイダンスを使い口座番号や暗証番号を盗み取るものです。人間の声じゃないから逆に信じてしまうのかもしまいません。他にも荷物が届いているので送料を振り込めとか、未払金の利子を勝手に請求してくる電話なんかもあります。いやぁ、世知辛い世の中ですね。
　普通の還付金はこうして振込口座名指定の小切手で戻ってくるのがタイでは普通です。振込先の口座番号を電話で聞いてくることなんか絶対にないのでくれぐれもご用心のほど。タイに住む日本人の皆さんが騙されないことを願っています。  

　そういえばエアーフィルターの交換は一度もやっていなかったなぁ。ただ、一度エアー洗浄したような記憶があるような、ないような……せっかくなのでバイクのオイル交換をお願いしたついでにエアーフィルターの交換をお願いしてみました。
　いやぁ、開けてみてびっくり。わが愛車のエアーフィルターはなんと真っ黒。これじゃエンジンに負担がかかるし燃費も落ちるだろうなぁ。この肝心なところのメンテ忘れていたとは情けない。今日、気付いてよかったです。エンジンはきっと息苦しかっただろうな。スマン、わが愛車よ。
　そういえば最近、セルスタートの調子も良くないことを思い出しました。バッテリーの問題というよりは発火プラグに原因があるかも。そう思い点検してもらうとプラグもだいぶ経たっていました。こちらもエアーフィルターと同時に交換してもらうことに。
　エンジオイルの交換、ギアオイルの交換、そしてエアーフィルターに発火プラグと4つの交換を本日一気に済ませました。費用は580バーツ（2378円）ほど。当初の予算を超えましたが、これぐらいの出費なら問題なし。
　やっぱり乗り心地というかエンジンの調子が断然よくなりました。バンコクの移動はバイクなしでは無理。使いっぱなしじゃダメですね。やっぱりバイクのメンテはしっかりやらなきゃ。ちょっと反省した大将でした。  

　「大将宛の荷物が先ほど届いたけど…駐車場のとこに置いておきました」

　はて、荷物って何だろう。日本出張前に発注したものは全部届いたはずなのになぁ。しかも今時は日曜日でも配達してくれるんだ。なんて、思いながら受け取りに行くと、そこにあったのは焙煎機でした。電気式の簡易焙煎機。
　コーヒー豆のテスト焙煎がしたくて確か3月のはじめに注文したものです。情けない話、この機械を発注したこと自体すっかり忘れていました。深夜、ネットで探し物をしている時にたまたま見かけて、あっつ、これ良いじゃん！そんな感じで注文したものです。いわゆる衝動買いしてしまったもの。
　それにしても届くまで２か月も掛かるとは。きっとタイ国内ではなく中国から船便で運ばれてきたのだと思います。

　早速テストで豆を焙煎してみました。1回あたり200gまでが限度かな。とはいえ、まぁそれなりに焙煎は可能でした。テストで焙煎するにはちょうどいいかもしれません。フライパンや直火焙煎という方法もありますが、やっぱり電気式が温度管理もできて安定感はあると思います。
　価格は送料込みで2400バーツ（10000円）だったかな。コーヒー豆の焙煎機としては格安ですが一般の人にとってはちょっと高めの道楽品ですよね。忘れていたころに届くショッピーの商品に思わずサプライズ。なんかちょっと嬉しかった日曜日の午後でした。  

　基本的に、出来るとか、出来ないとかではなく、やるか、やらないかだと思います。やってみなきゃ、出来るかどうかわからないわけですから。
　そして、やらないことを仕事や歳のせいにするのは完全な逃げだと自分を戒めています。
　もちろん年齢制限のある資格などは例外ですが、その歳には、その歳なりのやれることが、必ずあるはずと自分は信じているのです。

　平成36年つまり今年、免許更新を迎える危険物取扱者の免状。せっかくなので空欄になっている乙種5類を新規取得して更新することにしました。この5類を取得すれば全危険物が取り扱えることになります。とはいえ実際に役に立つのは乙種の4類ぐらいでしょうが……。
　試験日は来月6月の23日。受験地は東京になります。なんとか1か月あれば取得のための受験勉強もできるはず。前回の取得からかなり時間が空きましたが、コロナも明けたことだし今年は挑戦してみます。
　今どきはネットから受験の申し込み、そして受験料もネット決済可能です。海外にいることも大きな壁にならない時代になりました。つまり、自分のやる気次第なんですね。頑張るぞ。目指せ合格。  

　確かに自分が小学生の時も修学旅行は待ちに待った大きなイベントでした。実家は鹿児島でしたので高千穂の峰に登山し霧島の温泉宿に泊まったのを今でも覚えています。修学旅行に行くために小学一年生から貯金を続けたのも良い思い出です。
　我が家の息子が通うバンコク日本人学校の修学旅行はタイ北部のチェンマイへ行くようです。飛行機を使っての2泊3日の旅。息子はとても楽しみにしています。きっと良い思い出になるのでは。費用は19000バーツ（79000円）ほど掛かるようです。あぁ、またどえらい出費だ。でも、息子のためだからなぁ。父ちゃんは頑張って稼がなくちゃ。
　今月の28日には授業参観の前に全クラス合同の修学旅行説明会があるようです。確か26日からチェンマイ出張だったはず。スケジュールの調整をしなくては。最悪は28日の朝一便で戻り直接学校かな。あぁ、今月も忙しくなりそうだ。
　  

　今回の日本出張はデルタ航空の埋蔵マイルを使った特典航空券でした。なので往路はベトナム航空、復路は中華航空と別々の航空会社での手配になったのです。同じアライアンスに加盟する航空会社の乗り比べですね。そして機内食も食べ比べになります。
　成田から台北間は日本積み込みなので無難な機内食が多いです。今回はチキンの照焼でした。それに胡瓜のコールスローサラダが付いてきます。良い感じの組み合わせで満足度は高かったですね。メインの照焼ライスは思いのほか具たくさんで食べ応えがありました。
　アルコールのサービスもしっかりあるのはやっぱり嬉しいですね。アテンダントさんの動きもテキパキしていて気持ちいいです。でも、どうしても日本人ではなく台湾人扱いというか中国語で話しかけられてしまいます。日本人には見えないのかなぁ。悲しくはないけど複雑な気分です。

【搭乗日】24年6月7日  

　本領発揮というか、やっぱりホームベースから積み込む機内食は違います。しかも、20時40分発という夜間のフライトでも手抜きのない機内食が、ガッツリと出てきました。
　メインは海老の炒め麺です。プリプリの海老が5匹も入ったビーフンは旨い。味付けがくどくなく、油ぽくなく良い感じです。大好きな中華の味。中華麺ではなく米の麺であるビーフンがやっぱり、この味には合いますね。
　サイドはカレー風味のポテサラでした。なんか居酒屋とかで出てきそうな味です。カレーの風味が強くなく後からふんわりと来るのが良いですね。パンと一緒に食べるとポテサラパンでした。



　なんと食後にはアイスクリームのサービスも。台湾特産の烏龍茶にタピオカが入ったユニークなアイスクリームでした。素晴らしい。エコノミーでもここまで凝った機内食出てくるとは。中華航空の機内食、天晴でした。

【搭乗日】24年5月8日  

　東京の下町中華食堂、そのなかでも大盛りで有名なのが光栄軒さん。テレビはもちろん最近はユーチューブなどで結構取り上げられることの多い食堂です。なのでお昼どきは必ず混むというか行列ができすぐには入れません。
　そんな光栄軒さん、実は東京の我が事務所から徒歩5分の場所にあります。何度も店の前は通るのですが実は一回も行ったことがありませんでした。なにせ行列は苦手なのです。しかし今日は珍しいことに待ち行列もなくすぐに入れそうだったので初挑戦です。でも入った時点で店内は満席じゃないですか。ギリギリセーフですね。




　迷う暇なく王道のラーメンセットを注文。750円でラーメンにミニ炒飯が付くのですが……なんじゃこれ。ミニじゃないじゃん。普通にチャーハン、しかもチキンカツまで乗ってます。これが30代の時ならガッツポーズかまして食べたと思います。しかし50過ぎの親父には多すぎだよなぁ。



　そんなため息をついているとビールの突き出しがテーブルに。これが突き出しですか。いやはや。想定外です。このボリュームなんか可笑しくないですか。ビールも大瓶だし。というか、これが無料というのは何かの間違いでしょう。
　昼間からビールなんて飲むんじゃなかったと後悔してしまいました。

　正直、光栄軒さんのラーメンもチャーハンも凄く旨いかというと普通かな。とにかく、ここのお店はボリュームですね。メタボを気にするような親父の行くとこじゃないです。今回は好奇心というか話のネタにと思っていかせていただきました。  

　おーーーなんと機内食にバナナが一本丸ごとですかぁ。大胆ですなベトナム航空さん。メインは豚肉の炒め麺でした。これが思いのほか美味しい。ベトナム料理なのかな？　タイ料理とは違うし中華でもない。麺の太さというか柔さ加減も絶妙です。
　そしてデザートのバナナも良いお口直しになりました。最良のおやつです。
　今回の機内食、お腹が空いていたとはいえ美食に出会えた感動はあります。さすが食の国ベトナムですね。たった2時間半とはいえ手抜き無し。LCCとは違うフラッグキャリアの矜持を感じた機内食でした。

【搭乗日】24年5月6日  

　成田到着2時間前に機内食のサービスがはじまりました。眠たい。どうしよう。寝たまま過ごすか？　それとも食べるべきか？　そんな些細な葛藤を経て、やっぱり食べることに決定。機内に充満する機内食の匂いに負けてしまいました。
　オムレツとライスからの選択でした。ライスを選択すると成田行きなので和食風のものが出てきました。鶏肉の照焼風かな。それに豆腐と板わさも付いてきます。
　ご飯がかなり温かくビックリ。温めすぎたのか、ちょっと餅状になっていました。米粒が落ちないので食べやすくて良かったです。メインの鶏照焼は鶏肉が大きくてジューシーでした。うまい。オレンジジュースよりは赤ワインかな？いやいや朝から、それは無理でしょう。
　ハノイから成田間は品数も増えてまたまた満足度の高い機内食でした。寝ずに食べて良かった。

【搭乗日】24年5月6日