とうとう入国税の徴収がはじまるか?
コロナ禍のころから議論されていたタイの入国税。タイへ観光で入国する外国人から、いわゆる入国料を徴収するという制度が、いよいよ今年の6月1日から施行されそうです。ニュースを見ていたら今月の14日の閣議にて承認されていました。
新たなタイ政府の収入源になるのは間違いないですが、300バーツ(約1200円)という金額は決して安くはないです。その辺の感じ方には個人差はあるとおもいますが、どうなのでしょう。決まれば払わなくてはいけないし、払いたくなければタイに来るなということになりますね。
ちなみにタイでビジネスビザを取得して就労中の外国人や外交官など業務で入国する外国人は入国税は免除になるようです。となると、今後タイから出国する際はワーキングパミット(労働許可証)も携行しなくてはいけなくなるのかもしれません。ビジネスビザ所持だけで免税になるなら有難いけど、ちょっと面倒だなぁ。
日本の場合は、もうすでに2019年から国際観光旅客税という名目で徴収がはじまっています。航空券の代金に諸税として合算されているので気が付いていない人も多いのでは。
タイは入国の際に課税しますが、日本は日本国内から出国する人に課税するので出国税と呼ばれています。2歳以上のすべての出国者1人当たり1000円が徴収されています。金額はタイより安めですが、自国民や業務での渡航者に対する免除枠がないのでタイのほうが断然、良心的だと思います。
出入国税に空港利用料、保険料、サーチャージなどなど、海外旅行への費用負担はどんどん増すばかり。せめてサーチャージぐらいは無くなってほしいなぁ。
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